歯垢に含まれる歯周病菌によって歯茎に炎症(出血や腫れなど)などを起こす感染症です。放っておくと歯を支える骨が溶けだし歯がグラグラと揺れ、歯を失うこともあります。 他にも糖尿病などの全身疾患を引き起こしてしまうこともあります。 歯科衛生士が歯垢歯石を取り除き、ご家庭で正しいブラッシングを丁寧に行うことで歯茎が安定してきます。
健康な歯茎は淡いピンク色で引き締まっています。歯と歯の間の歯肉は、きれいな三角形をしています。
症状
歯茎が赤く腫れ上がり歯を磨いたりかたいものを食べると出血することもあります。
治療
歯科衛生士によるブラッシング指導や歯に付着した歯垢歯石を除去いたします。
症状
歯肉の溝(歯周ポケット)の炎症が慢性化して、歯茎が赤く腫れ出血します。骨が溶け始め歯を指で押すとグラグラと動いてしまうことがあります。このような状態でも自覚症状が少ないので歯周病の進行に気づきにくいです。
治療
歯肉の溝(歯周ポケット)の奥に付着した歯垢歯石を徹底的に除去いたします。
症状
歯根を支えている骨がほとんど溶けてしまっています。歯根が露出し歯が大きくグラつきます。出血し、口臭やお痛みなどもひどくなってきます。放置してしまうと最悪の場合、歯が抜け落ちてしまいます。
治療
基本的な治療は変わりませんが、場合によっては、歯肉を切開し歯石を除去いたします。
